包茎手術術後で治療が必要な痛みとは

自然に勃起した時の痛みは心配な痛みではありません

包茎手術の術後は患部を清潔に保つことが大切です。
そして病院にいわれた注意事項を守ることもあわせて必要になります。

手術当日は安静を心がけ、酒類は禁止でタバコは控え、シャワー・入浴は出来ません。

術後1日目は、安静でなくとも十分に注意して過ごすようにします。
外側の包帯ははずし、内側のはそのままですが、患部には腫れや注射後の変色があります。

3日目からは包帯をしたままシャワーを浴び、全身を洗った後に包帯をはずします。
シャワーで患部をキレイに洗い流し、やさしく拭いた後に新しい包帯を3~4回巻いて完了です。

4~7日目は3日目同様にシャワーを浴び、包帯を替えます。
包茎手術から1週間は特に清潔に保つことが大切で、丁寧にシャワーをかけて洗うようにします。
手術の傷は1週間で付くのが目安で、糸も自然に取れて肌の変色も薄くなってきます。

この頃までに「朝立ち」が起こって勃起しても、他のことや気分を変えるようにして、勃起を長引かせたり、その先に進まないことが重要です。
勃起すると痛みや出血がありますが、この場合は心配な痛みではありません。

痛みが長引いたり強い場合は予後が悪く、受診が必要です

術後8~10日目はペニスを洗浄後、包帯は巻かなくなります。
経過良好であれば抜糸し、抜糸後は入浴も可能です。
そして勃起させてもよくなり、時々勃起させてペニスの様子をみます。

いわゆるリハビリですが、マスターベーションやセックスは医師の許可がおりるまでは禁止です。
リハビリとしての勃起はいいですが、アダルトビデオなどを見ての勃起はダメということです。

包茎手術の後には鎮痛剤と抗生物質の2種類の薬がでるので、痛みは我慢せず、鎮痛剤を適切に飲んで過ごすことが大切です。
しかし鎮痛剤が効かないほどに痛みが強い場合は受診が必要です。

鎮痛剤を飲む人はなんとなく痛みを感じて飲むか、あるいは予防として飲む人が多いくらいです。
明らかに痛みが長く続くようであれば、細菌が入って化膿していたり、予後が悪いことが考えられます。

いずれにしても順調な経過ではないので、すみやかに受診し、適切な治療を受けることが大切です。

まとめ

一般的には包茎手術後の痛みは、局所麻酔は数時間で切れ、鎮痛剤を飲む人も少ないと言われています。
すなわち痛みを感じない人がほとんどということですが、それだけに術後の痛みが強い人・長く続く人はそれを放置してはいけません。
自己判断で我慢せず、早い段階で治療を受けましょう。

このようなことにならないためにも、包茎手術をした際には患部を清潔に保つことが大切です。
そして信頼できる病院選びが、まず第1に大事であるといえます。
実績があり、評判のいい病院がおすすめです。