包茎手術術後の痛みの種類

勃起時の痛みや、再縫合が必要な痛みについて

包茎手術の術後は、患部を清潔に保つようにします。
手術当日は安静にすることが大切で、シャワーや入浴することは出来ません。
翌日も注意して過ごしますが、患部にはまだ腫れがあり、皮膚は変色している状態です。

包茎手術は外科手術なので傷があり、それが付くのに1週間はかかります。
患部に強く当たれば痛みがあり、出血もありえます。

傷口が開くことはあまりありませんが、ないとはいえません。
この場合にも当然痛みがあり、傷口が開けば受診が必要になります。
施術した病院では無料で血腫除去や再縫合を行うのがほとんどです。

3日目からはシャワーを浴びられますが、包帯を替えて術後1週間までは特に患部の清潔を心がけることが大切です。
7日目になってくると傷が付き、皮膚の色も元にもどってきます。

朝立ちをしたり、何かで興奮した場合は気分を変えるようにしましょう。
勃起時にはまだ出血したり痛みが伴うので、なるべく控えることが大事です。

包茎手術後の経過が悪い場合の痛みは再診と治療が必要です

包茎手術後10日目には抜糸がすみ、入浴も出来るようになります。
この頃には勃起をしてもよく、ペニスのリハビリを始めます。
入浴時などに勃起させ、ペニスの機能回復をはかることが必要です。
リラックスして練習し、マスターベーションが数度成功してからセックスへという流れになります。
これらは手術から2週間以降に行なうのが理想的です。

包茎手術は痛みの少ない手術といわれており、術後に麻酔がきれても強い痛みを感じる人はほとんどいません。
処方されている鎮痛剤を飲む人も少ないほどで、痛みがあるとしても薬でコントロール可能な範囲ということです。

だからこそ強い痛みが長引くような人は、何らかの理由で術後の経過が悪いことが考えられます。
患部に細菌が入って炎症していたり、化膿しているのかもしれません。
患部の状態が見た目にもおかしく、鎮痛剤を飲み続けるほどに痛みが続くようであれば、すみやかに受診し、適切な治療を受けることが必要です。

まとめ

包茎手術後は患部の清潔を保ち、注意事項を守って過ごすことが大切です。
術後から早期に勃起すると、出血と痛みの原因となるので注意しましょう。

また患部に強い衝撃を与えないようにしないと、出血や傷口が開くことも起こり得ます。
この場合は受診しての処置が必要になります。

術後の経過が悪い場合の痛みもありますが、この時もすみやかに受診することが必要です。
このようなことにならないためにも、信頼できる病院選びが大切といえます。